北海道新幹線 新函館変電所の
異相区分切替セクション
本項では北海道新幹線 新函館変電所の異相区分切替セクションについて説明しています.
概要
北海道新幹線の新函館変電所は木古内-新函館北斗間に設置されている,現時点では日本で最も北にある新幹線の変電所で吉岡変電所とのき電境界となっている新木古内き電区分所から終点の新函館北斗駅までの区間のき電を担当しています.日本最南端の九州新幹線 新鹿児島変電所とは直線でも約1,450km離れており,日本列島の長さを実感させられます.
- 1) 新函館変電所の全景.
- 2) 新函館変電所の受電鉄塔と鉄構.北海道電力から187kVの電力を2回線で受電しています.
- 3) き電用変圧器.ルーフデルタ結線変圧器が2台設置されており,三相187kVから単相60kV×2組に降圧・変換しています.
- 4) 異相区分切替セクションの切替用開閉器を収めた建屋.
- 5) き電線鉄構.上下線が別々になっています.
- 6) 下り線異相区分切替セクションの入口側・上り線異相区分切替セクションの出口側のエアセクション.
- 7) 上下線の新青森方のトロリー線へのき電線接続部.
- 8) 下り線異相区分切替セクションの出口側・上り線異相区分切替セクションの入口側のエアセクション.
- 9) 下り線新函館北斗方のトロリー線へのき電線接続部.