上越新幹線　新水上き電区分所

隣接セクション
(大宮方) 新渋川変電所		新水上き電区分所		(新潟方) 新湯沢変電所

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　本項では上越新幹線　新水上き電区分所について説明しています．

概要

　上越新幹線の新水上き電区分所は上毛高原－越後湯沢間に設置されており，新渋川変電所と新湯沢変電所のき電境界となっています．新渋川変電所は東京電力から，新湯沢変電所は東北電力の送電線から電力の供給を受けているため，新水上き電区分所は東京電力と東北電力のき電境界にもなっています．付近は群馬県と新潟県の県境となる谷川岳の南麓で，き電区分所は第1湯原トンネルと第2湯原トンネルの間の明かり区間にありますが，付近は冬季の積雪量が多いためか前後の月夜野トンネル・大清水トンネルも含めてトンネル間にも覆いが設置されてあたかも一本の長いトンネルのようになっており，外からは線路や架線，列車の様子が全く見えなくなっています．

1)　新水上き電区分所の正門．奥に見えるのが上越新幹線の線路ですが，シェルターのような構造物で完全に覆われていて中の様子は全く見えません．
2)　下り線用の単巻変圧器(AT)のラジエーター．
3)　下り線用のATと異相区分切替セクションの切替用開閉器を収めた建屋．
4)　き電区分所から引き出される下り線のき電線．ケーブルで第1湯原・第2湯原トンネルの間でスノーシェッドで覆われながらも地上に現れている本線のATき電線・トロリー線に接続されています．
5)　上り線新潟方に接続されるATのラジエーター．
6)　上り線用のATと切替用開閉器を収めた建屋．
7)　き電区分所から引き出される上り線のき電線．

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