北陸新幹線 新高岡変電所の
異相区分切替セクション
本項では北陸新幹線 新高岡変電所の異相区分切替セクションについて説明しています．
概要
北陸新幹線の新高岡変電所は新高岡－金沢間，新高岡駅から約6km新大阪寄りの地点に設置されており，新黒部変電所とのき電境界となっている新富山き電区分所から新白山変電所とのき電境界となっている新津幡き電区分所までの区間のき電を担当しています．散居村で知られる砺波平野の庄川の扇状地に位置しており，西に約1.8kmの地点にあいの風とやま鉄道線(旧 北陸本線)の福岡駅があります．
- 1) 新高岡変電所の正門．
- 2) 新高岡変電所の受電設備．北陸電力から154kVの電力を2回線のケーブルで受電しています．
- 3) き電用変圧器．スコット結線変圧器が2台設置されており，三相154kV・60Hzの電力を単相60KV・60Hz×2組に降圧・変換しています．
- 4) 単巻変圧器(AT)．上下線の高崎方・新大阪方それぞれに1台ずつ，合計4台設置されています．
- 5) 異相区分切替セクションの切替用開閉器を収めた建屋．
- 6) き電線鉄構．鉄パイプで構成された簡素な構造です．
- 7) 下り線異相区分切替セクションの入口側・上り線異相区分切替セクションの出口側のエアセクション．
- 8) 上下線の高崎方のトロリー線へのき電線接続部．
- 9) 下り線異相区分切替セクションの出口側・上り線異相区分切替セクションの入口側のエアセクション．
- 10) 上下線の新大阪方のトロリー線へのき電線接続部．
