| 隣接セクション | ||||
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| (新大阪方) 刈谷き電区分所 |  | 安城変電所 |  | (東京方) 大塚変電所 |
東海道新幹線の安城変電所は豊橋駅と三河安城駅の間に設置されており，新大阪方は大高変電所とのき電境界である刈谷き電区分所までのき電を担当しています．1964年の開業時に変電所として建設されましたが，その後のATき電化に際して変電所削減の対象となったため一度き電区分所に格下げされました．しかし，その後の列車数増加・速度向上などのための電源増強工事で再度変電所として復活するという経緯を持っています．
(参考：東海道新幹線のATき電化・電源増強に伴う変電所・き電区分所の変遷)
現在，安城変電所の東京方の隣接変電所である大塚変電所との間には異相区分切替セクションを持つき電区分所は設置されておらず，代わりに通常時は前後の区間が接続されている幸田補助区分所が設置されています．安城変電所と大塚変電所は中部電力の同じ変電所から電力の供給を受けているため，両変電所のき電用スコット変圧器の同じ座(M座・T座)の出力同士にはほとんど位相差が無いことから，大塚変電所～安城変電所の区間は交流電化区間としては珍しい両変電所による並列き電が行われています．
1) 東海道新幹線の線路越しに見た安城変電所の全景．
2) 東側から見た安城変電所．
3) 安城変電所の正門．
4) 安城変電所の銘板．
5) 北側から見た安城変電所の建屋．き電用スコット変圧器の2次側の遮断器などを収めた建屋と異相区分切替セクションの切替用開閉器などを収めた建屋で構成されています．
6) 切替用開閉器を収めた建屋の屋上にも断路器などの電力機器が数多く設置されています．
7) 安城変電所の受電側．中部電力から77kV・2回線で受電しています．
8) 安城変電所の受電鉄構と断路器群．
9) 安城変電所の受電機器群．断路器や遮断器などで構成されています．
10) 安城変電所のき電用スコット変圧器．二次側のブッシングが8本あり，M座・T座それぞれの2次巻線が分割され，中間部がレールに接続された3巻線型のスコット変圧器になっているようです．
11) 安城変電所のき電線出力を下から見上げたところ．
12) 安城変電所から出力されたき電線が線路を跨ぐ鉄構に接続されています．
13) 安城変電所のき電線出力を線路越しに見たところ．
15) 鉄構内のき電線群(下り線側)．
16) 鉄構内のき電線群(上り線側)．
17) 下り線異相区分切替セクションの中セクションのトロリー線へのき電線接続部．
18) 上り線新大阪方のトロリー線へのき電線接続部．
19) 下り線異相区分切替セクションの入口側のエアセクション．変電所の少し東京方に設置されています．
20) 下り線異相区分切替セクションの入口側エアセクションの東京側の架線絶縁部と，下り線東京方のトロリー線へのき電線接続部．
21) 下り線異相区分切替セクションの入口側エアセクションの中セクション側の架線絶縁部(右側)．左側に見える，上り線異相区分切替セクションの入口側エアセクションの中セクション側の架線絶縁部とほぼ同じ場所にあります．
22) 上下線それぞれの異相区分切替セクションの中セクション側の架線絶縁部を角度を変えて見たところ．
23) 下り線異相区分切替セクションの出口側のエアセクション．変電所から1kmほど新大阪寄りに設置されています．
24) 下り線異相区分切替セクションの出口側エアセクションの中セクション側の架線絶縁部．
25) 下り線異相区分切替セクションの出口側エアセクションの新大阪側の架線絶縁部と下り線新大阪方のトロリー線へのき電線接続部．
26) 上り線異相区分切替セクションの入口側のエアセクション．変電所の真ん前に設置されています．
27) 上り線異相区分切替セクションの入口側エアセクションの新大阪側架線絶縁部．
28) 上り線異相区分切替セクションの入口側エアセクションの中セクション側の架線絶縁部と，中セクションのトロリー線へのき電線接続部．
29) 上り線異相区分切替セクションの出口側のエアセクション．変電所から1kmほど東京寄りに設置されています．
30) 上り線異相区分切替セクションの出口側エアセクションの中セクション側の架線絶縁部．
31) 上り線異相区分切替セクションの出口側エアセクションの東京側の架線絶縁部．
32) 上り線東京方のトロリー線へのき電線接続部．