東海道新幹線　刈谷き電区分所の
異相区分切替セクション

隣接セクション
(新大阪方) 大高変電所		刈谷き電区分所		(東京方) 安城変電所

　本項では東海道新幹線　刈谷き電区分所の異相区分切替セクションについて説明しています．

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  き電線の色分け(:表示 :非表示)
  (F:ATき電線 T:トロリー線 SN:中セクション)
  F下り東京 T下り東京 SN下り F下り大阪 T下り大阪
  F上り東京 T上り東京 SN上り F上り大阪 T上り大阪
  1)　刈谷き電区分所の鉄構．
• 2)　刈谷き電区分所の鉄構の下り線側き電線群．
• 3)　下り線側のき電線の表示．右から11F(下り線東京方ATき電線)，11T(下り線東京方トロリー線)，SN1(下り線中セクションのトロリー線)，13F(下り線新大阪方のATき電線)，13T(下り線新大阪方のトロリー線)の順に並んでいます．また，一番左には下り線側の予備ケーブルからのき電線がありますが通常時は未接続です．
• 4)　刈谷き電区分所の鉄構の上り線側き電線群．
• 5)　上り線側のき電線の表示．右から上り線予備ケーブルからのき電線(未接続)，12F(上り線東京方のATき電線)，12T(上り線東京方のトロリー線)，SN2(上り線中セクションのトロリー線)，14F(上り線新大阪方のATき電線)，14T(上り線新大阪方のトロリー線)の順に並んでいます．
• 6)　刈谷き電区分所の鉄構を線路の反対側から見たところ．トロリー線，ATき電線を高架下の建物内に引き込むケーブルヘッドと絶縁ケーブルが見えます．
• 7)　高架下の建物内に引き込まれるケーブルは12本ありますが，通常時に使用されているのは右端(下り線側)・左端(上り線側)からそれぞれ5本ずつの合計10本で，中央の2本は予備用となっています．絶縁ケーブルは裸電線と比べると損傷時の取り換えが難しいためか，復旧を早めるために常用されるもの以外に予備用のケーブルやケーブルヘッドがあらかじめ準備されていることが多いです．
• 8)　き電線鉄構の東京方の表示．左からSN1(下り線中セクションのトロリー線)，11T(下り線東京方のトロリー線)，11F(下り線東京方ATき電線)，12T(上り線東京方のトロリー線)，12F(上り線東京方のトロリー線)の順に並んでいます．
• 9)　き電線鉄構の東京方すぐ隣にある下り線中セクションへのき電線接続部．
• 10)　き電線鉄構の新大阪方すぐ隣にある上り線中セクションへのき電線接続部．
• 11)　刈谷き電区分所の銘板(施設外から撮影)．
• 12)　高架下の建屋内に収められているAT(単巻変圧器)用と思われるラジエーター．
• 13)　下り線異相区分切替セクションの入口側のエアセクション．き電区分所から800mほど東京寄りに設置されています．
• 14)　下り線異相区分切替セクションの入口側のエアセクションを13)と反対の東側から見たところ．
• 15)　下り線異相区分切替セクションの入口側のエアセクションの東京側の架線絶縁部．
• 16)　下り線異相区分切替セクションの入口側のエアセクションの中セクション側の架線絶縁部．
• 17)　下り線東京方のトロリー線へのき電線接続部．
• 18)　下り線異相区分切替セクションの出口側のエアセクション．き電区分所から100mほど新大阪寄りに設置されています．
• 19)　下り線異相区分切替セクションの出口側のエアセクションの中セクション側の架線絶縁部．
• 20)　下り線異相区分切替セクションの出口側のエアセクションの新大阪側の架線絶縁部．
• 21)　下り線新大阪方のトロリー線へのき電線接続部．
• 22)　上り線異相区分切替セクションの入口側のエアセクション．き電区分所から500mほど新大阪寄りに設置されています．
• 23)　上り線異相区分切替セクションの入口側のエアセクションの新大阪側の架線絶縁部．
• 24)　上り線異相区分切替セクションの入口側のエアセクションに設置されたトロリー線摩耗状況の検出装置．
• 25)　上り線異相区分切替セクションの入口側のエアセクションの中セクション側の架線絶縁部．
• 26)　上り線新大阪方のトロリー線へのき電線接続部．
• 27)　上り線異相区分切替セクションの出口側のエアセクション．き電区分所から500mほど東京寄りに設置されています．
• 28)　上り線異相区分切替セクションの出口側のエアセクションの中セクション側の架線絶縁部．
• 29)　上り線異相区分切替セクションの出口側のエアセクションの東京側の架線絶縁部と上り線東京方のトロリー線へのき電線接続部．
• 30)　き電区分所から少し東京方に行ったところにある鉄構．ATき電線を支持しているだけで，どこにも接続されていません．おそらく補助き電区分所に格下げされていたころの設備の跡だと思われます．
• 31)　補助き電区分所跡の鉄構を線路の反対側から見たところ．構造はき電区分所の鉄構に似ており，かつてはケーブルなどが設置されていたようです．
• 32)　補助き電区分所跡の高架下にある建物．壁には現在のき電区分所と同様に絶縁ケーブルが引き込まれていたと思われる穴を塞いだ跡があります．
• 33)　補助き電区分所跡は公園に隣接しており，通行する自動車などを気にせず安全に観察することができます．
• 34)　補助き電区分所跡に残されたラジエータ．おそらくAT（単巻変圧器）を冷却していたものだと推測されますが，高架上の鉄構のき電線は素通りしていて高架下には引き込まれていないため，AT本体は機能していないか，すでに撤去されたと思われます．
• 35)　刈谷き電区分所の鉄構（奥）と補助き電区分所跡（手前）の位置関係．
• 36)　補助き電区分所跡付近の公園内から東京方を見たところ．