| 隣接セクション | ||||
|---|---|---|---|---|
| (小山方) 小山－小田林間 交直セクション |
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岩瀬き電区分所 |  |
(友部方) 友部変電所 |
| 隣接セクション | ||||
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| (小山方) 小山－小田林間 交直セクション |
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岩瀬き電区分所 | |
(友部方) 友部変電所 |
本項では水戸線 岩瀬き電区分所の異相区分交交セクションについて説明しています．
JR東日本の水戸線は東北本線の小山駅と常磐線の友部駅を結ぶ路線で，東北本線が直流1500V，常磐線の藤代以北が交流20kV 50Hz電化のため，小山駅と小田林駅の間に交直セクションが設置されています．
岩瀬き電区分所は大和－岩瀬間に設置されています．水戸線は沿線に単独の変電所が設置されておらず，岩瀬き電区分所を境にして小山寄りは東北本線小山変電所の交流20kV出力，友部寄りは常磐線友部変電所からき電されています．
岩瀬き電区分所の南東約16km，石岡市柿岡には気象庁の地磁気観測所があります．水戸線が小山付近の一部を除いて交流20kV電化とされたのは常磐線藤代以北と同様，地磁気の観測に悪影響を及ぼさないようにするためです．
（動画から切り出した画像のためやや画質が悪くなっています）
1) 交交セクションの友部側手前の架線死区間予告標．
2) 交交セクション．吊架線の絶縁は磁器製の懸垂碍子です．また，線内の運転速度が高くないためか，FRPセクションインシュレータの出入口の架線金具は東北本線など一部の線区で見られるやじろべえ形の高速通過対応のものではなく，一般的な形のものが使用されています．
3) 交交セクションの小山側にある，上り列車の惰行解除を示す力行標．
4) き電区分所の設備．交交セクションのすぐそばにあります．
5) デッドセクションの友部側のトロリー線へのき電線接続部．
6) デッドセクションの小山側のトロリー線へのき電線接続部．